*

コント番組から学んだ「世のため、人のため」

      2015/01/09

240ac5c15fccfd54d99f0af0361250bf_s 
 
少し前に芸人の志村けんさんのコント番組で、
 
座長役である志村さんに対して肥後さんが
 
「僕は献血をやりましたよ。
 
 世のため、人のためになることを座長もやったほうがいいですよ」
 
などと自慢げに話していました。
 
 
 
 
対して、
 
「俺だって横断歩道で困っているお年寄りを手を引いて渡らせてあげたよ」
 
と志村さん。
 
「そんなのは世のためになっているとは言えません。
 
 僕がやっていることとは次元が違うハナシですよ」
 
と、世や人の為になっている度合いが全然違う
 
ということを肥後さんが主張していました。
 
 
 
 
これを見て僕が思うのは、
 
取り立てて何かをするという以外にも、
 
世のため人のため、、ということは、
 
いろんな手段でできるのだということです。
 
 
 
 
この例で言えば、
 
座長というモノを務めている時点で
 
世や人の為になっているんです。
 
 
 
 
このコントを離れて、
 
ビジネスに関してハナシを移しますが、
 
起業する人や会社の社長さんなどは、
 
社員の経済性やお客さんの利便性
 
などの為になっている。
 
これは尊敬に値すると思いますね。
 
 
 
 
なぜなら、
 
サラリーマンというのは、
 
会社のために労働力を発揮することで
 
その代償として給料をもらう
 
ということに徹する職業ですよね。
 
 
 
 
対する会社は、、というと
 
多くの人の雇用を賄う組織であるとともに、
 
お客さんになる人々の生活の利便性にひと役買っている
 
存在なんですよね。
 
 
 
 
そういった起業家や社長さんのように
 
なりたくないですか??
 
 
 
 
起業家すべての人がそういった
 
高尚な思いを抱いているとは言いません。
 
 
 
 
ですが、
 
ある程度リスクを背負うわけですから、
 
それだけでもスゴイことだと思うわけです。
 
 
 
 
世の為、人の為、、
 
というのはどういうことを言うのでしょう。
 
 
 
 
僕は、どれだけ多くの人間に良い影響を与えたか??
 
が一つの指標になっていると考えています。
 
 
 
 
例えば、何かをするときにこう考えます。
 
これをすることで誰がどう喜ぶか、
 
どういった人たちの役に立つだろうか??
 
 
 
 
このことは現代だけにとどまることではありません。
 
むしろ現代にのみ、目を向けているようでは、
 
役に立つことはできない、、とすら思っています。
 
 
 
 
少し古いですが、
 
テレビ、洗濯機、冷蔵庫という戦後の日本で
 
生活必需品とされた3種の神器と呼ばれるモノがあります。
 
 
 
 
テレビに関しては、インターネットの普及によって
 
必要度が若干落ちてきている感はありますが、
 
現代でも本当の意味で必需品なわけです。
 
 
 
 
戦後に発表されたこれらの生活家電ですが、
 
現在もなお必需品として君臨しているのです。
 
これってスゴイことだと思いません??
 
 
 
 
これらの家電の火種を誰が付けたか??
 
なんてことをここで論議するつもりはありませんが、
 
その後何十年にわたって影響を与え続けているわけですよ。
 
本当にスゴイと思います!!
 
 
 
 
この「スゴイ!!」
 
は過去にこれらを発明した方々に評しているわけですが、
 
その当時にも誰かの何かに関する発明などをもとにして、
 
それを応用して改良したことによって、
 
成り立っているということを忘れてはならないのです。
 
 
 
 
すべてには「流れ」がある。。
 
ってことです。
 
 
 
 
それを学べるのが「歴史」です。
 
僕は歴史という教科が初めは苦手でした。
 
理系の教科が好きだった僕は、
 
暗記科目としてとらえていたこの教科がとても嫌いでした。
 
 
 
 
でも、
 
歴史は人類生活の流れであり、
 
いま自分たちが生きている現在さえも、

 
遠い将来の歴史のひとコマになるという事実を鑑みたとき、
 
神妙なモノを感じました。
 
 
 
 
そして、
 
時代によって、流行や価値観、習慣などが違ってはいるモノの、
 
人間の本質は変わっていないという事実に気付いたとき、
 
いま自分が抱いている喜び、感情、憂鬱、希望、、
 
などの思いはこれまでの歴史上の誰かが
 
必ず抱いていたものと同じだと思うわけです。
 
 
 
 
いまは
 
インターネットが普及して、
 
とてつもなく利便性が向上してきていますよね。
 
 
 
 
これはこれまで生きてきた人類が、
 
歴史を超えてプレゼントしてくれているモノだと思っています。
 
 
 
 
なので、感謝を忘れてはいけませんよね。
 
そして、これらで便利に生きていくことが求められるし、
 
さらにはこれらをさらに応用を重ねて改良を加えていって、
 
もっともっと良い世になるように努めていくのが
 
現代に生きる我々の使命だと思うわけです。
 
 
 
 
つまり、少なくとも僕らがすべきなのは、
 
世の為、人の為になることという観点で何かをすること。
 
 
 
 
逆に、
 
為になることを意識して行動すれば、
 
人々に受け入れられていくことが、
 
いずれは近道になるでしょう。
 
ってことですね。
 
 
 
 

 - テレビから学んだこと

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

関連記事はありませんでした