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教育ってどういうモノで、どうあるべきなのか??

      2015/01/10

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今日は地域の子供たちを集めた書き初め大会が行われました。
 
年々参加者が少なくなっているようですね。
 
 
 
 
みんな懸命に書いていて、
 
中学生などは目を見張るほど上手な子もいましたよ。
 
 
 
 
その中で少し気になることがひとつあったので書いてみますね。
 
それが、少し考えさせられることだったんですよ。
 
 
 
 
観覧しに来ていた親が子供に次々とダメ出ししていくんですよね。
 
「そこはこうでしょ?」
「そっちじゃないって言ってるでしょ?」
「なんでそうなるの?」
 
と、まぁこんな感じ。。
 
 
 
 
言い方がキツイわけではないので、
 
周囲はあまり気にはなっていなかったようですが、
 
どんどんダメだしされるのが少し苦痛だったのでしょう。
 
子供(小4くらい?)の顔が歪んでいくのが分かるほどでした。
 
 
 
 
と、ここで登場する親に対して、
 
僕がどうこう言おうということではなく、
 
こんなやり取りをみて「子供への教育」って何だろう??
 
などと考えさせられたんですよね。
 
 
 
 
ここで教育論を語り始めようというわけではないんですが、
 
果たして、どういった教育が良い教育だと言えるのか??
 
と、ちょっと疑問に思ってしまったもので。。
 
 
 
 
例えば、こういった「書き初め」の場面で、
 
親が良いと思ったことを教え諭すのが良いのか、
 
自由に自分が思ったとおりに書かせるのが良いのか。。
 
 
 
 
教育というのはどういうもので、
 
どうあるべきだろうかと思いを巡らせてみたのです。
 
 
 
 
そもそも教育というモノには、
 
自分への教育もあるし、他者への教育もありますよね。
 
 
 
 
ある辞書によると、教育とは、
 
ある人間を望ましい姿に変化させるために、
 
身心両面にわたって、意図的、計画的に働きかけること。
 
知識の啓発、技能の教授、人間性の涵養(かんよう)などを図り、
 
その人のもつ能力を伸ばそうと試みること。
 
とありました。
 
 
 
 
意図的、計画的に・・・という辺りを考えると、
 
例えば親が子供を教育するというケースであれば、
 
ここでいう意図や計画が親に一存されていることに
 
何らかのリスクがあるのではないかと考えるのです。
 
 
 
 
あくまでも親が一方的に良いと思うようなことを
 
強いることに問題があるんですよね。
 
 
 
 
逆にすべてを子供に判断させるのも無理があります。
 
年齢にもよるだろうと思いますが、
 
子供の観点・価値観が定着していない場合、
 
自分で判断する能力がないですよね。
 
 
 
 
そして、その行動一つ一つに対して
 
責任を持てないケースが考えられるわけです。
 
 
 
 
では、どうするのが良いのでしょうか??
 
教育っていうのはそもそも、
 
将来的には自分自身に対して行うべきだと思うのです。
 
 
 
 
親が子供を教育する期間というのは、
 
長い人生のうちそれほど長い期間ではないし、
 
子供もいずれは大人になっていくことも鑑みても、
 
やはり自分で、ある程度の指針を持ってやっていく
 
教育によって自身がカタチづくられると思うからです。
 
 
 
 
したがって、
 
ひとりの人間としての主観・価値観が育つように
 
導いてあげるのが親が子にしてあげるべき
 
教育的務めではないか??
 
と思うわけです。
 
 
 
 
あくまでも子供時代というのは、
 
将来自分自身を教育できるようになるための準備期間
 
と考えることができるのですから・・・
 
 
 
 
そのためには、
 
親子が十分に意思疎通できる状態にあることが好ましいですよね。
 
 
 
 
なぜなら、
 
子供自身がどのような人間になりたいのか、
 
どういうふうな生き方をしていきたいのか、などを
 
両者で話し合うような機会を持つ必要があるからです。
 
 
 
 
コミュニケーションができる環境をつくっていくことが
 
何よりも大切になってくると考えるのです。
 
 
 
 
そして、徐々にでしょうが、自我を育てていって、
 
やがては自分自身の判断で教育していけるようになります。
 
 
 
 
これはビジネスの世界でも
 
同じようなことが言えると思います。
 
 
 
 
ダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)は、
 
集客ー教育ー販売 の流れでビジネス構築していく手法です。
 
 
 
 
ここでいう「教育」というのも、
 
なんか偉そうに何かを教え諭す、、
 
っていうようなことではなくて、
 
販売しようとする商品にまつわる情報を提供するとともに、
 
その商品の良いところや欠点などを伝えていくのです。
 
 
 
 
その過程によって、商品が必要だと判断した人たちが
 
商品を購入していくという流れになりますよね。
 
 
 
 
あくまでも、情報(価値)提供の範疇に過ぎないわけです。
 
強制的に考えを押し付けるようなものではないんですね。
 
 
 
 
ビジネスを志している方はこれまで、
 
セールストークやコピーライティングスキルだけで
 
商品を販売しようとはしていなかったでしょうか??
 
 
 
 
それではうまくいきません。
 
販売する商品それ自体やそれに付随する
 
情報提供をする流れを作り上げていくことで、
 
商品を販売していくことができるわけなんです。
 
 

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